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楽しく学ぼう大学入試化学-あと1年切った状態で使うアイテム [大学受験]


なんとなくは分かっているつもりでも、模試や本番になると点数が思ったほど稼げないという

人は結構いると思う。



おそらく、(1)おそらく知識の整理ができていないというか、体系的な理解ができていない

ということと、(2)インプットした知識の問われ方を理解していない(演習不足)ことが原因

として挙げられる。



でも上記のことが「きちんと」できれば、大学入試の化学って基礎事項と入試問題の間の

壁が結構低いから、今現在から本格的に始めても十分に間に合う科目だと思う。

もちろん学校の授業くらいはなんとなくでいいから頭に入っているが前提であるが。





我が家では、ウリ坊の本番まであと1年を切った状態であることを考慮して、使用するアイテム

を絞りに絞った。ご参考までに以下に列挙します。





<1>基礎の確認、知識の整理、体系的な理解のための参考書

 「大学受験の化学が基礎からしっかりわかる本 化学I・II 理論編」

 「大学受験の化学が基礎からしっかりわかる本 化学I・II 無機・有機編」

いずれも、岡本富夫著、文英堂



 駿台講師の岡本先生が書かれた本。この本の良いところは、単元数が少なく挫折しにくいこと、

イラストが豊富で化学現象をイメージでとらえやすいことにある。単元によっては内容が薄い部分も

あるのでこの本をベースに講義ノートを作って教えている。

 あと、1日1単元なんてちびちびやらないで、土日のどちらかに1編単位で一気にやることが

何よりも大切である(無機は量が多いので何回かに分ける必要あり)。

 この本をベースにまとめノートを作ってもよいかもしれない。



<2>インプットした知識の問われ方を理解するための問題集

 「化学I・II重要問題集」(数研出版)



 つきなみだが時間が足りない人にはよい問題集だと思う。基礎から応用まで網羅性も良いし、

 問題数もさほど多くないから挫折しにくいだろう。

 我が家では日曜日に<1>で複数単元を一気に教え込んだ後、平日の問題演習として使用している。

 夏休み前までに1周回せれば本番には(最低限の形を整えるという意味で)十分間に合うと思う。



<3>近年の傾向をつかむための問題、化学と世の中のつながりを理解するための問題

 旧帝大のここ5〜10年の過去問

 これは夏休み以降に使おうと思っている。旧帝に限らず、各大学の先生は化学と実生活のつながり

 を大切する作問傾向にあると思う。まあ一種の教養とでも言えるかな。身につけたとしても必ずしも

 入試問題が解けるようになるとは限らないが、もし「化学者」として生きていきたいのなら実生活

 とのつながりを考え、自分には何ができるのかということも考えておきたいところだ。

 例えば、今年の東京大学の有機化学では、甲状腺機能低下治療薬「チラージン」(登録商標)の

 全合成に関する問題が出題されたが、あの薬を供給しているのは日本では「あすか製薬」ただ

 1社で、しかも製造工場はたしか福島県いわき市だった思う。地震で工場がストップし、緊急輸入

 したニュースが昨年流れたはずだ。将来化学でご飯を食べていこうと思うのなら、こういうニュース

 を元にいろいろ考えて欲しい。



<4>化学現象を目で理解するための本

 「フォトサイエンス化学図録」(数研出版)



 化学は実証学問であるから、実験的な裏付けがないものは相手にされない。

 高校ですべての実験ができればそれにこしたことはないが、そんなのSSH以外不可能だろう。

 化学現象を目で見て頭に焼き付けるという訓練は絶対に必要だと思う。<1><2>の際に

 少々時間はかかっても必ず目を通したほうが良い。英語で言えば、話せるようになりたいのに

 音読訓練を一切しないのと同じくらいのことだと思う。



<5>化学物質の三次元構造をとらえるための教材

 「HGS分子構造模型 C型セット」(丸善)



 分子模型を使わずに有機化学を理解しようというのは、自殺行為だと思う。

 自分で組み立てて三次元構造を理解することは何よりも大切だと思う。

 何年か前に、ある大学でアルカンの立体配座に関する問題が出題されたことを忘れてはいけない。

 立体化学の問題は、我が国の薬害の歴史とも一部絡む部分であるし、ノーベル賞受賞の対象になった

 学問領域でもある。大学の先生は一部誘導付きであったとしても出せる題材はないかとさがしている

 のではないかな。



 ちなみに上記の模型は大学1年生用です。結構良い値段するのだが、軌道の羽がはいっているのと

 入学後も使えるので購入しました。お茶の水丸善に最低1セット常備されている模様(店員に確認済)。

 在庫がなくても取り寄せてもらえます。



<6>細かい事項を確認するための辞書的な参考書

 「化学I・IIの新研究」卜部吉庸著(三省堂)



 あくまでも確認的に使う本。この本に記載されている事項は、入試で出されても文句は言えない。

 我が家では、他に僕の大学生、大学院生時代の専門書も必要に応じて使用している。



 



かなり長くなってしまった・・・。

良ければ、参考にしてください。



シリーズものは続かないのが僕のブログの特徴なのだが、前記事でコメついていたし

続けられるように、もう少し頑張ってみます。



 



 


楽しく学ぼう大学受験化学 [大学受験]


ウリ坊が大学受験まで残り1年まで切ったところで、僕が化学を教えることにした。

化学って実生活と密着している部分が多いから、自分自身の体験とリンクしながら

楽しんで学べるとよいと思う。

確かに、定性的な部分では覚えるべきことも多いし、定量的な計算問題では複雑怪奇な

ことも多いだろう。でも、暗記一辺倒の科目ではないということは声を大にして言いたい。



それなりの基礎ができていれば、後は「きちんと」やれば1年で日本の大学なら

どこの入試問題でもそこそこ解けるようになる科目であると、僕は思う。





ウリ坊に化学を教えるにあたって、まず僕がやったのは現状診断である。

化学ではまず、化学現象をイメージでとらえること、化学現象を一般化(理論化)した際の

専門用語とその定義をきちんと覚えることが、第一歩と考える。

まず最初に勉強する理論化学の分野で診断してみた。





例えば、「質量数」、「同位体」などの専門用語に対してどの程度の理解があるかをいちいち確認したのだ。

おそらく3タイプ位に分かれるはずだ。

(タイプ1)用語も知っていて、その定義もきちんと言える

(タイプ2)用語は聞いたことがある。定義もなんとなくは分かる。

(タイプ3)ちんぷんかんぷん





タイプ1はほっといても伸びるが、タイプ2はちょっと幅があるかな。

学校の授業で、そうそう先生そんなこと言ってた!という程度の記憶があれば

(残りの時間を考えて)致命的ではない。むしろ、来年の本番までには間に合うだろう。

問題はタイプ3だ。このタイプはゼロからやる必要があるし、おそらく化学は暗記という呪縛

にかかっているだろうから、指導者次第ということになると思う。





ウリ坊に診断テストを行ったところ、タイプ2の上中位って感じ。

学校の授業は良く聞いているが、「体系的な整理」ができていないのと

継続的な演習ができていないせいで模試の成績もいまいちという状況が目にみえるようだ。

でもこれだったら、本番までには十分仕上げられると思った。





長くなってしまったので次記事で使用アイテムなどをご紹介しようと思います。














気がつけばまわりは有名校の生徒だらけ [入学後の生活]


スノーは高1になり、本人の希望で数学(IIB)だけ予備校に通い始めた。

学校の授業だけでは物足りない(スノーの視点)のと、他の優秀な生徒さん達を見て

刺激を受けてくれれば(親の視点)・・・という狙いがある。



講師の話は理解しやすく、毎回講義が楽しくて仕方ないらしい。

自分の知的好奇心を埋めることの喜びを感じているそうで、

そういった点からは、予備校に通わせてよかったと思っている。





数回講義を受け、慣れてくるとやはり気になるのは他の子たちのこと。

この間は、隣の女子が話しかけてきたそうだ。

中学受験のときは、御三家なんて夢のまた夢で、他の学校もそんなに数多く

見てまわった訳ではないから、他の学校の制服はあまり知らないスノー。

東京の中高一貫男子校に通っていたから、女子校の制服には比較的詳しい僕。

二人が会話するとこんな感じになった。





「隣の子が話しかけてきたんだけど、どこの学校かな?」

「どんな制服きてた?」

「セーラーじゃなくて、校章が桜」

「おそらく桜蔭」

「セーラーで船の錨っぽいマークついてた子もいた」

「おそらく雙葉」

「剣と羽ペンの学ランいた」

「それ、開成」

「私服の子もいたよ。女の子はすごく頭よさそうで、どっかのお嬢様風(笑い)」

「おそらく女子学院だと思われ・・・」

「男子で私服の集団いた。」

「『あなたとは違うんです』っていいそうな感じ?」

「そうかも」

「じゃ麻布だと思われ・・・」





結構通ってきているんですね。有名校の生徒さん達。

これらの学校の生徒さん達は、鉄緑、エミール、メプロに通うもんだと思っていたから

結構びっくりした。





スノーは、そんな中で、マイペースを貫いているらしい。

物怖じしない性格って得だよねと思った次第。



 



 


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